精神疾患の根底にあるものを探す旅1




うつになったり適応障害になったりする、精神疾患の根底には、「そういう性格だから」では済ませてはいけない、個人別のなんかトラウマとかマインドセットがあるのではないかと思います。やはり、自分の中には、ある種の「幸福否定」をする思考がセットされているのではないか?
こういったものに気付くための方法として認知療法が挙げられます。私は色々試してみた結果、それひとつで全てが解決したというものはなく、色んなものからいろんなことに気付くことが出来たと思います。そのいろんなもの、について紹介したいと思います。

トラウマとその原因から探す

HSPであることもあって、元々過敏でしたから、すぐに無理~!になってしまいます。人から見るとちょっとの量ですぐダメになるのです。例えば、ちょっと空気が悪いだけでぐったりしてしまうとか。おそらく空気が悪いことが原因ではなくて、空気が悪いのを気にしすぎるので余計疲れるのだとは思います。

そして、これはきっとHSPとは関係なくて私の性格の問題ですが、トラウマになりやすいです。トラウマになりやすいので、物事に対してネガティブに捉えやすいのです。

なぜトラウマになりやすいのか?「そういう性格だから」で済ませて良いのか?

ここを特殊個人的に(人それぞれ違うので自分に限って、自分の中の法則が存在しないかどうかを)もっと考えていかなければならない、と思いました。

そのトラウマが生まれた経緯は?何が嫌だったのか?どういうことが起きると再発するのか?

劣等感や嫉妬など、コンプレックス

コンプレックスについて考えることも大切だと私は思います。最近売れている、「嫌われる勇気」のアドラーも、師匠のフロイトが優秀すぎてコンプレックスを抱いていたといわれます。

私は劣等感や嫉妬が多かったので、昔からなぜなのだろうとは思っていました。そういう性格なのだと思おうとした時期もありましたが、あまりに苦しかったので、何が自分にそういう感情を引き起こしているのか掘り下げていくと、だいたい、親がいわゆる毒親であったことに起因する点が多くありました。

HSPの子供と毒親

エレイン・アーロン博士の本「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ」の中でも、HSPの子供が、そういった子供の特性を理解しない親のもとで育つと不幸であることについては触れられています。

毒親への対処法ももちろん考える必要はありますが、まず自分の内側の世界で何が起きているのか、「性格」で済まさないで、本当に自分と向き合うことが必要だと思います。ひとつずつ、私が試して役に立った方法について、これから先書いていこうと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

綵夏(サイカ)

 2014年の夏に「抑うつ状態の適応障害」と診断され、治療を始めました。熱中症でぶっ倒れて救急車に乗ったことがあります。現在は新たな環境で別のストレスに悩んでいます。
苦手なことを一生懸命頑張らなくても、得意な好きなことでもうるさく言われないくらい稼げて、趣味に理解のある人とパートナーになれて幸せな人生を送りたいなあと思って試行錯誤の日々を送っています。
 他人の気持ちに敏感すぎる人(HSP&HSS)。敏感だけど外交的で好奇心旺盛なタイプで、引きこもりたいけど孤独なのは寂しいからイヤなのです。