適応障害の再発防止は環境を克服することじゃなくて…




適応障害なので、原因となった環境から離れたら相当に改善された。うつ状態もそれに伴ってかなり改善された。でも、全く違う環境に移動したはずなのに、違うけど似ている、本質的に似ている環境に配属されてしまって、また胃腸にキているんです。

前、再配達について結構調べましたけど、合わない環境にいるから適応障害になったっていうのは事実だとしても、「合わない環境」がどんな環境なのかは、何個か合わない環境を味わってみるとわかってくる。好きになるキャラのタイプがわかるみたいに、合わない環境も頭ではわかってくるようになった。私の場合は…

  • 面倒見の悪い上司や先輩ばかり
  • 本質を見抜く力や実力がある人よりも「気にしない人」「鈍感な人」が優位な環境
  • 中身がなくて表面繕ってる人がデキるように見えていて評価される環境
  • ほうれんそう(報告・連絡・相談)が不足した環境
  • 悩み事を「そういうもんだよ」とか「俺の若い頃はもっと~」で流される環境
  • 効率よく仕事している人が努力していないように言われる環境
  • 仲間意識がなくて、仲間に気を使わないし、顔色が悪いことさえ気づかないし、大丈夫?とも聞かない。
  • あなたはこういう人でしょ?となぜか最初から決めつけて固定される環境
  • 「わからないことがあったらなんでも聞いて」という響きのよい放任主義
  • メールや業務連絡の文面、教える時や指摘する時の文言が失礼な人ばかり

とまあ、人間関係ばかり挙げてみました。適応障害になった環境もこういう感じでしたし、胃がやられたチームもこういう感じの環境でした。もしかしてこれって、再配達的には、イヤだと言う練習をさせられているのでしょうか…?

引き寄せの本質でよく挙げられている、嫌なことと正反対のものが気分のいいもの・求めているものだとあったので、考えてみると、たしかに

面倒見が良くて温かくて穏やかで仲間意識のあるやる気のある人々がいるチーム!

っていうのを想像すると、とてもいい気分になれます。

今回、最初に配属されたチームがとっても素晴らしいチームで、最高だなと思っていたのですが、そこから異動したからなおさら地獄でした。あいつ大丈夫か?ってさらに上の上司に連絡いれてくれた方や、やばそうなら早く言ったほうがいいよって心配してくれた人たちは、みんな他のチームだったり他の部署だったり、私の個人的な仲のいい人だったり、自分のチームではありませんでした。悲しいことに、自分のチームの人からは「大丈夫?」なんて言葉一切言われたことなかったし、前の適応障害の環境よりはるかにやばかったです。

でも、前に適応障害になっていてそれに似ていたことと、前のチームがとても良くて比較になったことで、一週間経たずに耐えきれずに(笑)上の上司にメールして直訴することを決意したのでした。自分偉いぞ、行動早かったぞ今回は!

適応障害の「再発」についていちばん大切なことって、もしかしたら、克服することじゃなくて、ここは違うって気付いて「移動したい!」を言えるようになることなのかもしれません。だって、箇条書きにした環境って、私絶対に馴染める気がしません。克服したら1000万くれるっていっても無理だと思います。無理!ってすぐに思って、移してくれさもなくば勝手に移動するぞって啖呵切れるくらいになるのが一番なのかもしれません。

ABOUTこの記事をかいた人

綵夏(サイカ)

 2014年の夏に「抑うつ状態の適応障害」と診断され、治療を始めました。熱中症でぶっ倒れて救急車に乗ったことがあります。現在は新たな環境で別のストレスに悩んでいます。
苦手なことを一生懸命頑張らなくても、得意な好きなことでもうるさく言われないくらい稼げて、趣味に理解のある人とパートナーになれて幸せな人生を送りたいなあと思って試行錯誤の日々を送っています。
 他人の気持ちに敏感すぎる人(HSP&HSS)。敏感だけど外交的で好奇心旺盛なタイプで、引きこもりたいけど孤独なのは寂しいからイヤなのです。