願いごと手帖というのが流行りましたが、ご存知でしょうか?実は数年前から毎年やっているので、いい機会だから数年分の願いごと手帖の結果を分析して、潜在意識がどんな妄想なら現実にして、どんなものはダメだったかを調べてみたいと思います。ノウハウについては本が出ていますが(「願いごと手帖」のつくり方)、別に本がなくても大丈夫です。
嘘みたいだけど叶ったことに共通していること
「やっぱり」がコツ
まず、ひとつめ。願いごと手帖で書いた条件にしっかり合った会社に就職できました。
どんな条件を書いたのかというと…
残業が少なくて、有給がとれて、初任給が20万以上で、楽しい人とわいわいできて、休日もちゃんと休める、「何かを作る(人を育てたり、ものを作ったりする)ところ」で、女の人がちゃんといて、勉強し続けることがOKなところで働く
です。かなり具体的で長いですよね(笑)でも叶いました。入社前の時点で一応○でしたけど、入って半年、具体的にみていくと
残業→基本的に月11~45hくらいしかない。なお今現在はゼロ
有給→新入社員にもどんどんとるようにいうし、奨励日もある
初任給→ギリギリクリア(すぐ資格取ったのでもちろんもうちょっと上がりました)
楽しい人とわいわい→合う人もいれば合わない人もいますけどね~
休日→土日は出勤したい人だけ自己申告で出勤予定と書いているのみ
なにかをつくる→一応製造業。
女の人→40代以上の役職付きの女性が結構いて社内でも強い
勉強→むしろ喜ばれる
という感じで確かにしっかり当てはまっています。この条件を書いた時、割とぼんやり書いていましたが、これだけは譲れないってことを書きました。
これだけは譲れない、かつ、それは
「○○じゃなきゃイヤ!」ではなくて、「やっぱり○○だよね!うふふ」みたいな感じでした。
なので、本当の自分が求めているものと合っているか確認するためには、「やっぱり○○だよね!」でいい気持ちになれるかどうかがポイントなのではないでしょうか?
ちなみに、人を育てるのが好きで、長らく講師をやっていて、教育についてはかなり実績もあったんですけど、塾業界とコンサル業界は合いませんでした。これは引き寄せの失敗ではありません。むしろ自分とは合わないということに気付けて良かったです。
塾業界に至っては、書類選考以前の性格診断??で落とされています。塾業界は結局、人を育てるのが好きな人が求められているのではなくて、タフで空気を読まずに長時間なんでも気合でやれる人が求められているからでした。
私は、人を育てるのが好きで、やっぱり人が成長するのっていいよね、ふふってなれるので求めているもの好きなものは合っていました。私は、やっぱり一人ひとりの個性にちゃんと向き合って人間を理解したい。だから空気を読まないで気合でなんとかするような会社とは合わない。それだけでした。未練もなくこちらから願い下げで残りの説明会等も全部切って、スッキリしました。
複数条件あるときはORで考えていくと、最後にはANDになることがある!
みちよさんの宇宙にオーダーするだけで、理想の彼と出会える本を読んで、本気でA4で2枚分のリストを作成したんですよ。そりゃあもう、理想を全力でつっこんだ。まず願望の形で願いごと手帖の後ろに書いたのが3月でリストとして清書したのが4月。そういう人と親しくなって初めて二人でご飯を食べたのが7月。告白されたのが10月。年内に叶いました…!ありがとうみちよさん。
最初にそのリストの条件を話した後輩には、そんなの全部満たす人いないですよっていわれたけど、ちゃんといました。
しかも、最初はそのリストに書いたことと反対の姿が見えていたのに、付き合ってみたらリスト通りなのでした。
つまり、最初はそうじゃなくても後から変わることがあるということです。だから、最初にそうじゃないからといって全面的に諦めるのははやいのです。
どう見抜けばいいんでしょうかね?昔自分はほんとにたくさん悪い人にひっかかって(苦笑)。それは、自分の直感を否定して、頭でいやそうじゃないこうのはずだって言い聞かせて、見ないようにしていたからでした。
例えば、こんなに好きになった人は初めてだなんて言ってとても尽くしてくれたから大事にしてくれるに違いないって、いいところを言い聞かせるじゃないですか。
でも、本当は直感で、「なんだか大事にされていない」「なんだか所有物のような扱いを受けている気がする」「なんだか一緒にいると機嫌を伺ってしまう。怖い」って感じがありました。
結局最後はその直感が当たって、我慢できなくなりました。直感を否定して自分に言い聞かせてはダメなのでした。
今度は、後から変わる例のほうを話していきたいと思います。
私は細かに連絡をとって、毎日愛を語るようなほうが好きなので、まず連絡とか文面がそっけない人はそもそも射程外になるはずでした。
しかし、最初はスマホが不要かというくらい人と連絡をとらなくて全然連絡がかえってこなかったのに、仲良くなったら決まった時間にちゃんと覗いて連絡が来ていたらちゃんと返信する人でした。
この人の場合、仲の良い人かどうかで随分違ったのかもしれません。
本人曰く、「彼女」「家族」「その他」で自分の中では何かがカテゴリ分けされていて頻度や態度は大きく違うと。
そう聞いて、あることに気づきました。
私は、返事とかしっかり返して欲しいとは思っていましたが、それ以上にまずは仲良くなってみたいと思っていました。
だから、返事がどうのは、返事がしやすい書き方や時間を心がけて期待せずに送るようにして、現実の本人と仲良く話せるようになることのほうに比重を置きました。そう、
連絡とかしっかりほしいというのは、付き合っているならばの話であって、そうじゃないときから付き合ってる時と同じ条件で比較するのは違うのです。
例えば、付き合ってもいない人から「毎日おはようの挨拶をして欲しい」なんて言われたら困ります。
付き合っている人に自分が好きでしたいから挨拶をするのなら話は別ですよね。
私の場合、「やっぱり、趣味を理解して許容してくれる人はいいよね!」っていい気持ちになれることが大切で、
この人こんなに連絡返してくれないんじゃ付き合っても返してくれないのでは…と思うのは気が早いというわけです。
付き合ってみたら変わることもあるということです。
根本的なところは変わらないものがあるから、まずそこですよね。
だから、まず自分の心の声をしっかり聞いて、直感を否定しないでむしろ掘り下げて記録して、
どんなことがイイことなのかを書き出すと、さっきの就職の件みたいなことが起きるのかもしれません。